以下環境で Acrobat Reader DC を導入しております。
・OS:Windows 7 (32ビット)
・Acrobat Reader DC のバージョン:2017.009.20044(2017年4月初に公開)
Acrobat Reader DC では環境設定画面には自動アップデート設定を変更する箇所がなくなっており
(前バージョンXIではあった)、下記のAdobe社サイト上で自動アップデート設定を
有効(デフォルト)から無効に変更する方法が公開されております。
<Adobe社サイト>(1つ目、2つ目のリンクは関連情報ですが、3つ目のリンク先に記載されております)
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq08061501.html
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/reader-acrobat-updater-settings.html
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cq05201026.html
【自動アップデート設定を有効(デフォルト)から無効に変更する方法】
①HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Adobe\Adobe ARM\Legacy\Reader\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-AC0F074E4100}
⇒「Mode」の値のデータを「3」から「0または1」へ変更。
②HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Adobe\<製品名>\<バージョン>\FeatureLockDown
⇒「bUpdater」という名前の新規DWORD値を作成し、値のデータを「0」に設定。
【上記方法を実施後に発生した事象】
上記該当レジストリ(①および②)を変更すると、AdobeReaderを起動しても自動アップデートの通信は
発生しなくなりますが、DCのインストール時に「タスクスケジューラ」に作成されたと思われる
「Adobe Acrobat Update Task」が以下条件でAdobeARM.exeを起動する設定が入っており、
当設定をもとに自動アップデートの通信が発生しているようです。
<条件>
・ログオン時にトリガーされた後、3時間30分ごとに無期限に起動を繰り返し。
・毎日、ある決まった時刻(AdobeReaderDCをインストールした時刻?)にAdobeARM.exeを起動。
以下のAdobeARMログに、上記条件の時刻にAdobeサイトとの通信を行っている痕跡が出力されています。
(数秒おきに通信のトライ&エラーを繰り返し、それが約10分間続き全部で170回程度の通信が発生)
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp\AdobeARM.log
【質問事項】
Adobe社サイトで公開されている方法では、自動アップデートの通信は停止しないため、
自動アップデートの通信を停止する正式な方法をご教示頂けないでしょうか。
こちらで動作確認した限りでは、下記の方法1・2のいずれかの方法で通信が発生しなくなったようには見えますが、
Adobe社サイトで公開された情報ではなく他機能への影響などないか分からない状態です。
(方法2)は他機能への影響ないかなど判断できないため、今のところ(方法1)の方法で起動自体を
停止する方向を採用しようかと考えています。
(方法1)
該当のタスクスケジューラを「無効」or「削除」にすればAdobeARM.exeは起動かからず、
自動アップデートの通信は発生しない想定。(確認確認したところ今のところ問題なさそう)
(方法2)
あるいは、以下レジストリキー(近くの階層にあったレジストリキー)を試しに3→0に変更しても
自動アップデートの通信は発生しなくなる想定。
(動作確認したところ、AdobeARM.exeの起動自体はかかるが、通信は発生していないように見える)
ただし、該当レジストリの変更により他機能への影響ないかなどは不明。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Adobe\Adobe ARM\Products\{291AA914-A987-4CE9-BD63-AC0A92D435E5}
⇒「Mode」の値のデータを「3」から「0」へ変更。
自動アップデートが有効になっていることで、ネットワークに負荷が発生したといった事例もあるようですので、
何とか自動アップデートを停止したいと考えています。何卒ご協力頂けますと幸いです。
こちらの都合で恐縮ですが、7/5(水)までにご回答頂ければ幸いです。